12,謎が全て解けた話

↑僕が生まれた時の写真。
話は戻りますが、僕は5年前までなぜそんなに承認欲求が強かったのでしょうか?
なぜ、誰よりも優秀で、勝っていなければならなかったのでしょうか?それは、僕が自分自身の感情を大切にしてこなかったからなのです。
僕が大切にしてこなかった感情は「もっと両親に愛されたい・認めて欲しい」というものでした。

僕は3人兄弟の長男です。
母も父も初めての子供で
僕をしっかり育てないといけない!
と愛情深くも厳しく育てられました。
子供の頃の母との関係を思い出すと
「ちゃんとしなさい」
「なんでこれしかできないの?」
「大樹はなんで60点なんだろうね」
僕に対して、できない事を指摘していたイメージが強く残っています。
父も、
「お前はしっかりしていない」
「お前は浅い」「お前は適当だ」
と僕のダメな部分をいつも怒っていました。
もちろんこれは、僕に残っているネガティブな側面のイメージの話です。たくさん愛情かけてもらったのも分かっていますよ。(父ちゃん、母ちゃん赤裸々に語ってごめんね笑)

ただ僕はもっと褒めて欲しかったんですよね。無条件に愛して欲しかった。
大樹はすごいね。できるねってね。
よく頑張ってるねって。
その言葉が欲しくて、
認められたくて
八方美人の自分を作り
人と自分を比べて優劣つけて
「どうだ!俺はすごいだろ!」
「お母さん!お父さん見てよ!!」
「なんで見てくれないの?」
「どう頑張ったら見てくれるの?」
「褒めてくれるの?」
ってずっと思って生きていたんです。
5年前、社長に言われた言葉の真意はここにあったのかと今思います。
ただ、ゆっくり時間をかけて気がつく事ができました。
「よしせっかくだからこの感情、両親にぶつけてみよう!」
僕は、両親に思い切ってこの感情を話す事にしたのです・・・・
その話をするためだけに
東京から新幹線に乗り込みました。
両親に感情をぶつけてみた。